「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

ブラックバス・トラウト・オフショア! ハンドメイドルアーの専門店 ルアーショップ「ギジェット」
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2008年 4月 30日 (水)

外で裸足になったこと自体久しぶりだよ。


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ちなみにこのとき両足は水中に浸かってます。
とりあえず宣言どおりに紀ノ川を攻略するた

め通いつめてるんですが、正直言ってもう

挫けそうです。

バスの付く場所は大体わかりました、バスが

どこら辺を通るのかも解りました。

けど奴らは食わない!

連日のハイプレッシャーのせいか全く口を使

う気配が無い。

たまに沖で泳いでる魚にペンシルで斬りかか

っても、反応はするがバイトにまで至らない。

一昨日なんか、55cmくらいのがバズベイト

の真後ろまで追ってきてたのに結局食わなかった。

こうなったら人の居ない時間帯に行くしかないと思って、昨日は朝から

いってやりましたよ。

起きたのは午前5時、釣り場に着いたのは6時ちょい過ぎくらい。

だれも居なかった、全く人為的プレッシャーのない状況だった。

しかし、夜の間も晴れ渡っていたせいか放射冷却で寒いんだぜ。

水温を計ってみたら13.8℃

見えバスはネストの魚を除いたらほぼ0に近かった。

おまけに途中から風が吹き出してもうやってられなくなってきた。

祭日だったので8時過ぎたくらいからだんだん人も増え始めてきた。

こうなったら一か八かで田井ノ瀬まで行ってみたのだが、こっちはへら師

が多くてルアーが投げれない。もうだめだorz

しかたなくあきらめて今日は帰ることにした。

いつも川辺まで行くルートは紀ノ川沿いを打田方面までのぼって、途中

から支流が現われるのだが今度はそれに沿って家まで帰っていく。

その支流の堤防をバイクで走っていたとき、なにやら水面にバスらしき

陰が見えた。

気になってバイクを止めて、堤防を降りていくとそこには確かに40cm

くらいのバスがコイなんかと一緒に浮いていた。

ためしにワームを投げてみたが着水音に驚いて逃げてしまった。

無理かと思って辺りを見回していると、水底にナマズがへばりついている

のが見えた。

興味半分でそのナマズのほうにワームを投げてみると、次の瞬間ナマズは

ワームを吸い込んだ。

うおっ!食った。

と思わずいつもの条件反射であわせてしまった。

そしたらナマズは急に走り出してリールからどんどん糸が出て行く。

ナマズ強えぇ!

走るナマズを何とか制してなんとか足元までよせてきたのだが、ここで

次の問題が発生。

自分の今たっている足場から水面まではゆうに6mはある。

どうやってランディングすべきか、ということだった。

あたりに水面まで降りれるような階段やはしごはないし、ラインが8ポン

ドなので無理やりぶっこ抜くこともできない。

足場の壁も直立ではないのだが、傾斜角45度くらい。

だが正直これくらいの壁は厨房のころによくのぼりおりしてたので、自分は

裸足になると何の問題も無く水面まで降り、針をはずして逃がしてやった。

サイズは65センチ、ナマズを釣るのは2、3年ぶりくらいだろうか。

針をはずすときに少してこずった。本来ナマズなどは歯が鋭いためプライ

ヤーなどではずすのだが、持ち合わせてなかったためやむを得ず手を

突っ込んではずした。

指を突っ込むたびに噛まれまくったがね!

ナマズをバス持ちすると、バスの50とかを釣ったときよりはるかに指が

荒れる。みんなもプライヤーやペンチは常備しようね!


というか最近コイやら雷魚やらナマズやら外道が多いな。

それだけ魚の活性が高い季節になってきたって証拠なんだろうが。


2008年 4月 28日 (月)

地元で最も苦手な場所。


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へドンってすごいね。
言い忘れてたがもう自分はGWに入って

ます。虎です。

普通世間一般の人ならこの土日は休みでも

火曜以外は仕事や学校なんて人も多いで

しょうが、ヒューマンはいちいち途切れ

途切れ授業したらカリキュラムが混乱する

のか、それともただ単に先生達が休みたい

だけなのか土曜日から来月の6日まで実質

11日間の休みになります。

というわけで、最近授業やらバイトやらで釣りに行く機会があまりなかった

虎的には大変ありがたい長休みな訳で、早速今日は地元和歌山北部で最も

有名なスポット紀ノ川に行ってきたんだぜ。

なぜ今回紀ノ川に行くことにしたのかというと、先日淀川で実習をやった

際、大坂に住んでて淀川をホームにしてる奴が「タイミングさえあえば

爆釣できるけどそれでも難しい川だよ。」と言ってたわりに結構2,3匹

苦労せずに釣れたので(プラの段階で40cm釣ったし)、

何だこんなもんかと思い。

うはwwこれなら紀ノ川とか楽勝なんじゃねwww

と見事に自分の実力を過信した結果のチョイスだったわけですが。

結論から言うと、

調子乗ってすんませんでした

ボウズじゃないですけどそれでも1匹捕るのが精一杯。

正直、自分は紀ノ川にあまり釣りしにいったことがない。

なぜかというといつも人が一杯いるし、なかなか釣れなくて短気な自分は

すぐに諦めてしまい、そこから自分は紀ノ川では釣れないと思い込んで

しまい、苦手意識を持ってしまったからだ。

苦手意識を持ってからは、自主的に行くことはほぼ無くなり、頻繁に行く

ことが無いから情報も入らないし、たまに友達に誘われて釣りしにいって

もどうすればいいのかわからず釣れない、そしてまた行かなくなるという

完璧な悪循環に陥ってしまっていた。

で今回は、上記のような理由でその苦手意識を克服するチャンスと

紀ノ川を攻略せずして何が岩出の虎か!という気分にさいなまれ、

このGWを、この川と自分の過去との因縁を断ち、自分の釣りを一層進化

させることを目的に使うことに決めたのだ。

以下、その紀の川釣行の詳細。

朝から行ってやろうと思ったが、気が付いたら正午だった。

それでもまぁ今日はバイトないし、昼からちょこちょこやって夕まずめに

一発でかいの狙おうかな、とか考えながらでカップ麺をすする。

午後1時半、家を出る。最初はベイト一本でやってやろうかと思っていた

が、とりあえずの保険としてスピニングももっていくことにした。

午後2時過ぎくらい、紀ノ川川辺ワンドに到着。

やはり日曜なのもあって、釣り人の姿はワンド内にちらほら。

それでも淀川の実習の時よりは全然少ない。

あの状況でバスが釣れるのだから、この程度なら全然大丈夫だろうとたか

をくくって釣りを開始した。

ワンド内はテトラポッドがつまれていて、そのテトラの隙間に、オスの

バスが産卵床を作ってメスを待ち構えている。

水がクリアなせいか、見えバスがうようよ見える。

その中には50オーバーも数匹確認できる。

しかし紀ノ川の見えバスは食わないことで有名で、ちょっとでも姿を見ら

れればアウト。中には影や竿を見ただけでも逃げたり、テトラの中に

隠れたりするほど警戒心が強い。

そしてそれが50や40のバスならわかるが、20、30のチビバスでさえ

そうなっているのが紀ノ川クオリティー。

だからとりあえずハンハンでチビバス一匹・・・、なんてこともできないのが

紀ノ川なのだ。

そしてその紀ノ川バスに対して、虎が取った最初の策が

ネスト(産卵床のバス)いじめ。

卑怯とかいうな!紀ノ川を攻略するためにはまず実績が必要なんだ!

一匹、二匹釣っていけばなにかしらヒントは得られるはずなんだ。

というわでけで、ライトリグで見えバスにネチネチとアプローチをかける。

が、2時間後。

あ・・・ありのまま!今起こったことを話すぜ!

正直一匹は釣れるだろうと思っていたが、どんなにワームを小さくしても

ナチュラルなアクションをしても、ピクリとも反応を示さない・・・。

な・・・何を言ってるのか解らねーと思うが、俺もここまで紀ノ川がスレてい

たなんて予想外だった。

頭がどうにかなりそうだ・・・。

見切られてるとか超プレッシャーだとかそんなチャチなモンじゃ断じてねー

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったね・・・。

というわけで全くのノーバイト。

もはや口を使わないだとかじゃなくて、全くワームに興味を示さないのだ。

そして日が向き始めてきた。

そろそろ夕マズメに入り始めたので、一か八か前回の淀川で結局釣れな

かったスーパースプークJrを満を持して登板させた。

テトラの際、対岸のブッシュの奥、アシの切れ間にどんどん投げ込むが

反応は乏しい。

やはりだめかと諦めかけた自分をあざ笑うかのように、目の前に一匹バス

が浮いている。

まさか食うわけ無いだろうと思っていたが、そのバスの目の前にルアーを

落とし、アクションさせてみた。

すると、いままでどんなワームにも反応しなかったバスがルアーに興味を

示し、水面に浮くルアーをじっと凝視している。

自分はまさかと思い、もうワンアクションバスのバイトを誘うように

付けてみた。

次の瞬間、ガボン!と水面が割れて、ルアーが水中に引きずり込まれた。

落ち着いてフッキングを決め、少しのやりとりの後ぶっこ抜いた。

30前半くらいだったが、まさか見えバスがペンシルベイトで釣れるなんて

おもってもみなかったのでバスを釣った嬉しさより、不思議な感覚がおお

きかった。

今日の教訓。

「スレたバスって意外とプラグで釣れるかも」

                              以上!


2008年 4月 27日 (日)

淀川実習


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撮影:先輩
ローゼンメイデン新装巻をマジで買おうか

悩んでいる虎です。

だって表紙が銀様だもの・・・。

はい、そんなとこはさておき昨日は淀川

実習でした。

淀川集合は8時45分、和歌山から行く

には結構早く出ないといけないが、どうせ朝早いんならもう始発から

行っちまおう、と思い午前4時起床。

始発は5時1分発車の快速で、4時半くらいには家を出ておきたいのだが

よりによって母は昨日の残りのカレーを出してきやがった。

朝からカレーは流石に勘弁願いたい。

といいつつ腹が減ってはなんとやらで、15分少々でたいらげた。

いつもは通勤ラッシュで天王寺駅につく頃にはぎゅうぎゅうの車内も、

全くガラガラ・・・・でもなく一応座れたが止る駅止る駅で結構人が乗ってき

た。

しかし天王寺駅構内は通勤ラッシュ時とは違い、人がいるのはいるのだが

いつもの感じとは全く違う人の少なさだった。

午前7時過ぎ、淀川城北ワンド最寄の谷町線太子橋今市駅に到着。

今思うんだがなんで谷町線の駅ってあんなに駅名が長いんだろうか。

千林大宮とか天神橋筋6丁目とか四天王寺前夕陽ヶ丘とか。

とりあえず早く着いたのでプラクティスでもしようと思ったら以外に

カレッジの人意外の人かへら釣りの人とかが多かった。

9時ぐらいになって実習のプチ釣り大会が始まったのだが、ルールは

3人1組のチーム戦、魚種はルアーで釣れたならなんでもあり、

3匹の長さの合計で1cm1ポイントで得点になる。

自分のチームは先輩と自分と先週淀川で釣りをした友人Oの

チーム名「岩出の虎」。

開始直後、最初に入ったのは10番ワンド。開始前のプラクティスで

1mオーバーのソウギョを狙っていたら55以上のバスをみていたので

それを狙いにやってきた。

開始して1時間くらいして先輩が45cmを釣った、その後Oも31cm

を追加しなかなか順調に釣っていたのだが、自分は未だノーバイト。

その後Oが釣った見えバスを遊び半分で狙っていたらマジで食ってきた。

これで全員が一匹づつ釣り上げたことになった。

しかし優勝するにはポイントが微妙な感じ、近くでは40が釣れたなんて

情報もちらほら聞こえてくるのでここはもうひとつ大きいのを捕ってお

きたい所。

そこで虎は誰も狙っていない9番ワンドの本流側のほうに行ってみた。

するとやっぱりでかいバスがいた、50以上がありそうだ。

そこにハンハンジグを投げたがすぐに逃げてしまった、やはり淀川の

プレッシャーは半端ではないということか。

しかし同じ場所に一匹でかい魚影が残っていた。

とりあえずそこに投げてみる。

すると着水してワンアクションしたら食ってきた。

魚影から見てこれも50以上はありそうだ、しかし暴れるばかりであんまり

強くは引かない、しかもなんか細長いような・・・・。

あがってきたのは51cmの雷魚だった。

しかし魚種は問わずなのでこれも貴重なポイント。

それで終わってみると合計126ポイントで2位とは40ポイント以上は

なしてチーム岩出の虎は優勝した。

実は54cmをあげたチームもあったのだがそれ一本だったり、40以上

も結構釣れていたのだが3匹そろえるチームは少なかった。

その後は実習が終わる時間が諸事情によりかなり早かったのと、自分がまだ

40を釣ってないので居残りで釣りをすることにした。

ほかの生徒も半分くらいは残って釣りをしていた。

だがやはりヒューマンの全員で叩いた後だったのであまり釣れては

なかったようだ。

自分はというと夕まずめの時間帯を見計らって、ほかの生徒が帰っていく

中へドンのスパースプークJrを投げ倒していた。

6時くらいに4回ぐらいでかいバイトがあったのだが結局釣れず、気付い

たらヒューマンの学生は自分以外いなくなっていたので帰ることにした。

竿をしまい始めたのが7時で、家に着いたときには10時を廻っていた。

もはや疲れ果てて飯を食い終わると倒れるように床に就いた。


2008年 4月 22日 (火)

業務連絡


 特定の先生には授業中ですら本名で呼ばれない虎です。

 いや、別にいいですけどね。

 というわけで前期授業が今週から始まったわけだが、まぁ面白い人たち

 ばっかりだなぁ、といった印象を受けた。

 先輩も先生もどれもキャラの濃い人たちがフィッシングには多いと

 思う。

 先週の木曜に淀川で40を釣ったときに、学校の先生に写メールで

 送ったのだが、

 「へぇ〜。そういえば兄貴の漫画見たよ。」

 と全く関係のない事で返された。

 今思えばこれはフリだったわけだが、実兄備長炭は自分のサイトで

 web漫画を描いている、それをちょこっとその先生に言ったら

 見てくれたらしい。

 そしてその翌日の金曜日にそのweb漫画の話になった、

 先生「虎の兄貴は絵うまいな。」

 虎「ありがとうございます。本人に伝えておきます。」

 先生「こんなん頼むのもなんやけど絵描いてくれるか頼んでくれへん?」

 虎「え、どんなんですか?」

 先生「女の子のスカートにルアー引っかかってパンツ見えかけみたいな」

 クソワロタ

 先生「今の2年生のロゴに使いたいんやん」

 それでいいのか2年生

 先生「まぁぶっちゃけそういう趣味の奴がおるねん」

 自重しろ

 虎「まぁ本人に聞いてみないとわからないんで・・・」

 その放課後、備長炭と会う機会があった。

 早速例の件について本人に交渉してみたものの、けっこうあっさり承諾

 してくれた。

 しかも帰ってからその日の晩に絵を書き上げてくれた。

 でもその絵の中にソニックをちゃんと入れてくるあたり流石だと思った。

 それを先生に報告すると。

 先生「速ぇーーーーーーーーーーーー!」

 まぁ当たり前の反応だが、その次の返信。

 先生「早速月曜日に2年生で会議を開きます。」

 ほかに要望や変更点がないか聞くらしい。

 そして今日、

 先生「いや〜かなり意見でたよ。まだ結論は出てないけど。」

 やはり一人一人好みが分かれるから意見や要望も多いらしい。

 まぁ最初に兄に伝えた要望は全部先生の好みだからそれもあった

 だろうが。

 というわけで結論が出てないのでもう少し待って欲しいとのことです。


2008年 4月 17日 (木)

虎、風雨凄マジキ淀川ニテ試釣行ニ出陣ス。


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最初の一匹
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40cm ピーナッツIIで
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三匹目 ノのお手製ハンハンで。
今週の木曜日は休みでした虎です。

本日は来週の金曜日に実習のある淀川の

城北ワンドに行ってきました。

淀川の城北ワンドは超有名スポットで

交通の便も良いので土日になればかなり

の人が来る。

それだけにプレッシャーが強く、バスが

スレて一匹釣るのも至難の業と言う

ポイントである。

しかし今回の虎には勝算があった。

ひとつは行くのは平日で釣りに来る人は

激減するだろうということ。

もうひとつは、その日の前日から雨が降る

ことである。

雨が降るとさらに釣り人は減るし、雨が

水面を叩く音は釣り人の気配を察知されに

くくしてくれる。

さらに空から落ちてきた新鮮な水は水面を

キレイにし、同時に酸素も供給してくれる。

以上の理由により普段は超タフコンディ

ションの淀川でも、まだ勝機があると確信

したのである。

集合は午前八時、谷町線太子橋今市駅。

しかし虎が友人Yに到着メールを送ると、帰ってきたのは「まだ家。」

Yのアパートは日本橋の近くらしいので来るのに30分近くかかる。

尚且つ別の友人Oも拾っていかなくてはならないので、もっと時間がかか

るだろう。

正直、改札前であの虎の帽子被って釣竿を持っているのは恥ずかしくて

仕方がない。

自分も向こうも駅からワンドまでの道のりはだいたい知っていたので、

先に自分だけワンドに向かうことにした。

だが、地上にでると中々の雨量。しかも自分が外に出て歩き出したとたん

土砂降りになった。

自分も結構天気に嫌われてるもんだなと思ったが、どうせふるならなら

荒れたほうがいい。

いつもと違うコンディションがバスの活性を上げるのだから。

堤防を越えて河川敷を歩いていると、もう靴の中がグズグズでしょっぱな

から不快な心持になった。

10分ちょっとあるくとやっと最初のワンドが見えてきた。

城北には11のワンドがある。

1と2は魚影が薄いらしい、3は大学が生態調査に利用してるらしいく

釣り禁止、4と5と10と11は本流と繋がっていて水通しが良い、

6から9は場合によって5から6に水が入って9に出て行く場合と、

10から9に水が入って6から出て行く場合がある。

水が流れないこともある。

全体的に水草が多く、オオカナダモ・キンギョモなどが生えているが、

どろどろの藻も多い。

ファーストプランとしては産卵前の魚をシャロークランク・バイブレー

ションなどで狙い、フォローとしてスピニングのライトリグを使おうと

していたが、あまりのも水草の量が多く、また水深が浅いのでどうも

うまいようにルアーをプレゼンテーションできない。

岸際でやっと一匹かけたがバラシてしまった。

ワンドの岸にイタセンパラ(タナゴの一種)の保全を呼びかけた看板が

あった。それを見てフラットペッパーに変えたが反応は皆無だった。

そうこうしていうるちにほかの二人も到着した。

そこから三人でバラバラの手で頑張ってみたが自分に数バイト、友人Oに

1バラシがあっただけで5番のワンドまで見たところで昼飯にした。

今までのアタリがあったパターンを総合して考えてみたときに岸際である

ことが共通点として見えてきた。

そういえば二人と合流したときぐらいから風が強くなってきたような、

これは村田基が言っていたことだが、風が吹くとバスはその風が当たる

岸際に集められるらしい。

だがどうにもそれだけじゃなさそうだ。

とりあえずおにぎりを食い終わるとピーナッツIIで岸際を攻めてみた。

30分くらいはなんの反応のなかったが、そこから微妙にクッと竿先が

持っていかれた。最初はアタリかどうか解らず、少し竿を立てて聞いて

みたら走り出した。

引きで35〜40cmぐらいであることが解ったが、きちんとあわせを

しなかったせいかバレてしまった。

流石にこれは痛恨の極みだった。せっかくの手ごたえを一瞬の油断で

ふいにしてしまった。

涙目になりながらしかしもう一度信じて同じところにピーナッツを投げた。

こういうときに必要なのは信頼できるルアーとそれを信じる心なのだと、

次の瞬間ひしひしと感じた。

次のバイトがあったのだ。今回はしっかりとあわせを決めて、逃がさぬよ

う慎重にやり取りした。

サイズはさっき逃がしたのより小さかったが、風雨のなか手にした価値

ある一匹にただ感謝した。

あまりに嬉しくて100mぐらい向こうにいたYに自慢しに行った。

それからYと一緒にさっきのポイントに入りなおした。

さっきのピーナッツを同じところに投げてこういう風につったんだよと

説明してあげた、それでYが釣りを再開したので反対側の岸沿いに投げた。

ちなみにダイワのピーナッツIIは自分のなかで奇跡を起こすルアーとして

カテゴリされているが、その日ピーナッツが用意した奇跡はそれだけでは

なかった。

ゴツッ

さっきより明確で鈍いあたり、すかさず合わす。

手元に来る重さでさっきのチビより断然ででかいことはわかった。

その魚が自分の目の前で飛び上がり魚体を見せた。

「うぉ!デカい!!」

叫んだのは自分ではなく横にいたYだった。

いつのまにか対岸にいたOもそれを見てダッシュでこっちにやってきた。

40cm。正直淀川でハードルアーでこのサイズが出るとは思わなかった。

近くで犬の散歩をしていたおっちゃんも「その魚でかいなぁ!」と

近寄ってきた。

そのまた2時間後くらいにノのお手製ハンハンジグで30ちょいを追加し

た、ノ曰くバランスが悪いのであんまりよくないといっていたが、

2インチカバークローをつけるとそれなりに安定したので使えるよ。

動かし方はチョンチョンと連続的な動きというよりは、ストンストンっと

いった単発的な動きだった。

今回久しぶりに朝から夕方までフルで釣りをした。

いつもより内容が濃い感じなのはそのせいなのだろう。

やはり仲間と釣りに行くと気づかされることは多い。自分の持っていない

釣りの引き出しを持っている人間の釣りを見ていると非常に勉強になる。

来週の実習もこれからの釣りに生かせそうなことが多そうだ。


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