フッジッサーン/^o^\
Nice boat.
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河口湖で一匹も連れないというのは全く
予想外でした。虎です。
今回、フィッシングカレッジ1年生合同
合宿が河口湖で行われたが、かなり精神的に
も体力的にも辛いものだった。
1日目は夕方6時半に大阪校に集合し、長堀
でバスに乗って夜間はひたすら高速道路を
走っていた。
バスは福岡校の生徒と相乗りで、でかい2階
だてバスだった。
しかしそれでもぎゅうぎゅう詰めで、正直
寝れなかった。
2日目の朝4時河口湖到着。
8時から合宿プログラム開始。
午前中はいろいろ講義がありながら、ポーク
ルアー製作を行った。
前回述べたように河口湖はプラスチックワー
ムの使用を禁止している。
しかし豚の皮の再利用により作られた100%水中で分解するポークルアーは
河口湖のルールに抵触しないので許可されている。
ポークルアーとは虎がフィッシングカレッジの入試のときに製作課題とし
て渡されたもので、現NBC・JB会長であり我が学園の学園長先生が
開発した新素材である。
入試のときの自分達の意見を参考にし改良が加えられ、耐久性・加工性が
一段と向上しすでに実用段階を迎えている。
従来のプラスチックワーム同様溶かしたポークを型に流して加工すること
もできるが、今回もA4用紙大のシート状のポーク素材を切り抜いて作る
手法だった。
午後からは作ったポークルアー等を使って、陸っぱりで河口湖バスを狙う
ことになった。
水辺に出ると流石富士五湖のひとつ、水は透き通りキレイだった。
水草が浅いとこから深いとこまでびっしり茂っていて、雰囲気は釣れる気
マンマンだった。
が
全くバスからの反応が無く、全体的に見てもつれている人は少なかった。
これじゃあ東条湖と変わらないじゃないか!
理由はというと、河口湖ではバスの放流が行われているがどうやらその
放流がここ最近ないらしく、しかも放流されたバスは釣られるなりエサに
ありつけないなりして死滅し、昔からハイプレッシャーに耐えて生きてきた
ネイティヴバスは口を中々使わないので全く釣りづらい状況が出来あがっ
ているらしい。
つまり放流がないと東条湖よりひどいらしい。
河口湖校の生徒に聞いてみると、放流がないと全然駄目。
逆に放流があるときは釣堀並に釣れるとか。
3日目は模擬トーナメントが行われた。
ルールはJBエコルールにのっとりペア戦で行われる。ちなみにボートから
でも全艇手漕ぎボートだ。正直手漕ぎボートは操船が難しい。
足漕ぎボートなら自転車と同じ要領で乗れるのだが、足漕ぎの釣りボートと
いうのは関西だけで関東ではスワンボートでもない限りまず無いという。
ちなみにエリアはかなり狭い。
河口湖のかなり端っこのほうの商業船(遊覧船)が往来する航路以外で、
かつ禁止エリアも多数ある。河口湖全体の10分の1程度だろうか。
そこに30艇ほどの手漕ぎボートがひしめき合っているのだから、中々
難しい。
結局自分は合宿全体で一匹も魚を釣ることは無かった。
有名ポイントといわれる河口湖でコレだけ釣れないと、もうちょっと真面
目に地元で釣り使用と思った虎だった。