「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。
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2008年 6月 6日 (金)

尺アマゴを求めて


Image052.jpg
朱点が鮮やか、実に美しい・・・。
何気にあんまり釣りに行ってない虎です。

最近忙しすぎてね。

この前も登校しようと思ったら、また阪和線

止りやがったし。

なんで駅着いたとたんに快速電車の運転中止

を決定すんだよ。

遅刻してもいいからとりあえず普通電車に

乗ったら東岸和田で「故障した信号機の交換の

ため一時間ほど運転を見合わせます」って。

いいかげんにしろ

何?南海バスで南海岸和田駅にいけるからそれ乗れだって?

バス待ってる間に一時間たっちまったよバーロー!

もはや代替輸送がなんの意味も成さなかったよ。

学校着いたら一時間目終わってたっつーの。




そんな都会のせせこましさから逃避するように俺は日置川に向かった。

今回の釣りは、我が父がホームページの作成を依頼されている民宿との

打ち合わせのついでに連れてってもらったものだ。

なので今回父は釣りをしない、そして前回のように早起きはしない。

というのが違うところだろうか。

釣行前日のバイトでも、自分の分のエサしか買わなかった。

だが、虎にも一応の目標はある。

それは、30cmオーバーのアマゴを釣ること。所謂「尺アマゴ」というもの

を釣り上げることが自分に課した目標である。

自分は渓流釣りを始めて、まぁとりあえず2年ちょっとは経ったが、いま

だに25cm以上のアマゴを釣ったことが無い。

やはり渓流師のはしくれとして尺は超えてみたいと常々思っていた。

しかし、ただでさえ警戒心の強い渓流魚。それが何年も生きていれば

いろんな音や気配に敏感になるであろうということは、すぐに察しがつく。

とりあえず、そういうことをふまえて戦略を立てていた。

第一に考えたのは、「いかに釣り人の気配を悟られないか」ということだ。

いくら抜き足差し足忍び足であるいても、水中の魚には人間の歩くときの

わずかな地面の振動が伝わってしまう。

それを気づかせないにはどうすればいいか。

まず考えたのは、流れの強いポイント。たとえば早瀬とか、流れが直にあた

る岩盤の裏影とかだ。

水通しがよければ魚の活性は高いし、水面が波立っているから魚に自分の

姿を見られることが少ない。

しかし、流れの強いポイントは、しっかり流れの筋を読み取ってエサを

流さないと、水中で自然な状態で仕掛けが流れていかない。

気取られにくいが、アプローチが難しいポイントなのだ。

次に思いついたのは「淵」。

淵といっても、ただ流れが緩やかなだけではいけない。

岩盤が突き出したような場所にある、水深2m以上はありそうなドン淵だ。

突き出した岩盤が流れでえぐられて、底のほうでオーバーハングみたいに

なっている場所は、魚の格好の隠れ場である。

そこに仕掛けを限界まで沈めて、ぎりぎりを流す。

そうしていると、仕掛けの目印がトンと底に向かって叩かれた。

間髪いれずにアワセをする。竿先がクッと絞られた。

片手でやり取りしていたが、しだいに竿が持っていかれる。

これは今までの比じゃない魚や。と思って両手で寄せようと右手を竿尻に

添えた瞬間、竿が元のまっすぐな状態に戻った。

やっちまったあぁぁぁぁ!!

       orz ←こうなった

でもまぁなんとか4匹釣ることができた。

魚のほうも順調にサイズアップしてるように思う。

T R A C K B A C K
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C O M M E N T
アマゴ釣りは「釣りキチ三平」にやたら
詳しく描かれてた記憶があったなぁ…忘れたが

因みに僕は三平の友釣り編で
雷が嫌いになりました
備長炭    [2008/6/7(土) 01:21]       
イミフwww

こんだけ釣りしてて釣りキチ三平は見たことないからなぁ
Iwadeの虎    [2008/6/8(日) 00:24]       
超速レス
釣りキチ三平は面白いよ 地味だけど
備長炭    [2008/6/8(日) 00:29]       


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