「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

ブラックバス・トラウト・オフショア! ハンドメイドルアーの専門店 ルアーショップ「ギジェット」
<< 釣りの記事 >>
07/20(日) 23:35
画像ファイルがあります 添付ファイルはありません
07/15(火) 23:44
画像ファイルがあります 添付ファイルはありません
07/14(月) 21:45
画像ファイルがあります 添付ファイルはありません
07/11(金) 23:38
画像ファイルがあります 添付ファイルはありません
07/08(火) 23:08
画像ファイルがあります 添付ファイルはありません
>>このカテゴリーの記事一覧

2008年 7月 20日 (日)

灼熱と豪雨


Image047.jpg
東条湖、平常時
Image091.jpg
東条湖、異常時
近畿地方もようやく梅雨明けしましたが

、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

虎です。

先週の金曜日はヒューマンチャプターの

第4戦でした。

自分は実習の分(選手2回、運営1回)を

終えたので、今回から一般参加になります。

一般参加になるということは、ボートの

予約も自分でしなければならないし、

出場代やボートレンタル料も自己負担に

なります。

正直財政面でかなり苦しい今月でしたが、

どうせ出るならとハンドエレキ(電動船

外機)付きのボートを1人で借りました。

チャプターは2名同船が可能なので、友達

を誘えばその費用は折半できますが、一回

1人で戦ってみたかったのでパパ頑張っ

ちゃいました。

ちなみに、参加費+ボートレンタル代で軽く福沢諭吉が飛んでいきました。

さようなら諭吉、君の犠牲は無駄にはしない。

まぁ結論から言うと無駄になっちゃったんですけどね。

それでは、虎の今回の動きを追ってみましょう。

午前9時、スタート番号が早いほうから順次スタート。

借りた船を乗り間違えるというなんとも天然なミスにより出遅れる。

スタート直後、本湖と本流の境にある岬を流す。ルアーはバイブレーション

数投して、底に引っかかる。回収しようとリトリーバー(ルアー回収棒)を

使おうと思ったら、持ってきたはずのリトリーバーがボートにない。

ちゃんと、ロッドと一緒に縛って持ってきたはずなのに・・・。

そう、リトリーバーを乗ってきたバスに置き忘れてきた。

ちなみに、JB・NBC公式トーナメントルール第2章競技規定の第12条の8項、

「競技中はJB認定のルアー回収機を携帯しなければならない、

違反したものにはマイナス200gのペナルティーとす。」

マイナス200g

マイナス200g

マイナス200g

/(^o^)\


まだ一匹も釣っていないのにマイナススタートとはかなりなんともはや。

とりあえず気を取り直して、上流に向かう。

が、中流域を流していても周りにほとんど船を見かけない。

ほとんどの船がもう上流部に入っているようだ。

上流に入っては見たものの、先行部隊に叩きのめされた後らしく、もはや

かなりプレッシャーがかかっているようだ。

自分は、上流を見切り中流部に向かう。

途中、エレキより一足遅い学生の足こぎボート組みが続々と上流部に進行

してきていた。

まだ見た感じ誰も釣っていない、とおもいきや真近くの船が魚をかけた。

おそらく30cmくらいだろうか、今の状況では貴重な一匹だろう。

このポイントは上ってくるときにもプロの人が子バスながら掛けていた

ので、魚影は濃いのかもしれない。

しかし、この足漕ぎ組みが上流の悲惨な状況を見れば、下ってくるのは目に

見えていること。それに今もなおエレキ組みがどんどん流しながら下って

いっている状況下。

このポイントが荒れるのも時間の問題・・・。

自分は本流部を見切り一気に本湖まで下った。

だからといって勝算などあるはずも無かった。

本湖に来た理由、「人が居ないから」ただそれだけだ。

本流のバスは絶えず水の状況にあわせて動いている。しかし本湖のバスは

型はあまり居ないが、居付きの見えバスが多いのでそれ1本ねらいだ。

本湖岸沿いをほとんどルアーも打たずにエレキを進める。

しかし見えバスは中々いない。

見つけてもすぐにもぐってしまう。

もう万策尽きた、そう思いながらエレキの速度を上げた。

すると岸沿いに一匹のバス、それもちょっとでかめだ。

しかしエレキを速めた直後なので急停止できない。

船はそのバスの目の前を横切った、バスは船の波に驚いて底に潜ろうと

した。すかさずネコリグを投げて沈める。

着底して竿を上げるとわずかに生命感があった。

フッキングの体勢に入ったが、竿はさっきと同じ生命反応を示さなかった。

さっきのバスだったのだろうか、今となってはわからない。

ただひとついえることは、自分は3戦連続でチャンスを逸しているとい

うことだ。

もはや、自分と東条湖の相性は最悪ということだろう。

こうなっては集中力も完全に尽き、早々に帰着することにした。

桟橋に戻ると、山のほうから湖に向けてどす黒い雲が流れてきている

のを確認した。正直、前回日置川でいやというほど悲惨な目にあったので

、なんとなくこれは来るな、と思った。

自分は帰着深刻をすると早急に荷物をまとめ、桟橋からあがろうとした。

しかし、既にポツポツと来ていたので少しあせり始めた。

なんとか荷物をバスに収めるまでは、と思ったが遅かった。

本降りになった。それもこの前の日置川を超える規模の超豪雨に。

突然の豪雨に桟橋は混乱、帰着だの検量どころではなかった。

結局、選手は最低限のものだけ避難させて雨が弱まるまで待機となった。

自分は道具のほとんどの避難は完了していたので、服が少し濡れた程度だが

、桟橋に居た人々は瞬時にパンツまでビショビショになり、携帯が壊れた

人まで居た。

他の学生が服びしょびしょで靴ジャバジャバで体がくがくさせながら

運営のテントに避難している中、自分は代えのシャツに着替え、濡れた

靴をサンダルに履き替え、レインウェアで完全防備していた。

うはww俺テラ勝ち組wwww

釣りっていうのは自然相手だから準備しすぎにこしたことない。

改めてそう思った。


2008年 7月 15日 (火)

試作一号機


Image090.jpg
学校の工房で撮影
久々に釣行記以外で更新。虎です。

今日は、ルアーメイキングの授業で作って

いたワームが完成しました。

ルアーは木を削って色を塗って・・・とどういう

ふうにつくるかなんとなく想像できますが、

ワームの作り方というのはいまいちイメージ

がわかないものです。

今回のワームが完成した工程を説明しますと、

    ワームの用途を考える。
        ↓
    ワームの形を図面にする。
        ↓
  バルサを削って図面の形を再現する。
        ↓
  削ったバルサからシリコンで型をとる。
        ↓
  型にワーム素材を流し込み成型。
        ↓
       完成。

                      といった具合です。

コンセプトは、紀ノ川のスレたバスにアプローチするためのアピールがあり

なおかつナチュラルで、さらにベイトで難なく投げれて、ヘビーカバー攻略

にも使える。

いわば、対紀ノ川最終決戦兵器です。

紀ノ川攻略のためだけに特化し、自分が欲しい機能を全て詰め込んだワーム

になりました。

写真だとわかりずらいですが、スパースプークJr並みのでかさになって

います。しかもこの素材はFeco認定品なので、エコタックルルールを採用

しているチャプターにも使えます。

もともと素材の比重が軽く、ペンシルのように浮かせて使おうと思ってい

ましたが、このでかワームにはもちろんでかいフックが必要なわけで、そん

なフックは単体でちょっとしたガン玉くらいの重さがあり、ノーシンカー

でも沈んでしまいます。

ですが、先ほどの風呂場でのスイミングテストで「絶対に釣れる」と確信

しました。

今度のチャプターにはぜひ持っていこうと思います。


2008年 7月 14日 (月)

熱中症に気をつけろ、主に俺


Image088.jpg
40cmジャスト スラッゴー
Image090.jpg
43cm またまたスラッゴーで
もうすぐテストだ、鬱だ死のう。

な感じの虎です。

梅雨はまだ明けてませんが、夏真っ盛り

な日が続きます。

皆さんお元気でしょうか。

8月から丸々一ヶ月夏休みで、wktkしま

くりな訳ですが、やっぱりフィッシング

カレッジも一応学校なもんで定期テストが

あったりします。

もちろん内容は全て釣りに関することです。

まぁだいたい内容としては似たり寄ったり

な感じですが、色々と教科があるわけで。

釣りの文化的な歴史だったり、自然環境

のことだったり、魚の生態対ことだったり、

お天気のことだったりと、一言に釣りと

いってもさまざまな視点から見ることで

改めて釣りの奥深さを実感していたりし

ます。


というわけで夏です。

まぁ夏だろうが秋だろうが冬だろうが虎は釣りに行くんですが。

日曜日にいつもの池に釣りに行ってまいりました。

午前10時に家を出たのですが、外はもう太陽ギラギラで吹く風もどこか熱気

を帯びて立っているだけで汗が吹き出ました。

とりあえず池について一通り打っても魚からの反応が薄い。

見た感じ見えバスもいつもより少ないし、活発に動いてそうな気配がない。

やはりこれだけ暑いと水の中の魚も動きが鈍るのか。

ならばと、水通しの良いインレットにルアーをキャスト。

ウィ―ドが大分濃いので、ルアーはスラッゴーのノーシンカー。

表層をスイミングさせると、ルアーの後ろを追いかけてくる波紋が。

波紋がルアーに追いついた瞬間、バスが反転するのが見えてラインが横に

走った。

ウィードに入ってまかれないように力ずくで引きずり出しキャッチ。

痩せていたが40cm。

やっぱりインレットかなと思ったが後が続かず、良く見てみるとインレット

がほとんど流れていなかった。

しばらく晴れの日が続いたせいか、インレットが渇水気味だった。

そうやってインレットの水路を観察していると、水路の上流からバスが

下ってきた。すこしでかそう。

すぐさまスラッゴーを投入。着水音で気づいたバスは、近寄ってきてルアー

をパクリ。

足などが生えていてまかれそうになったがなんとかランディング。

43cmだったがかなりガリガリだった。

午後1時半、ついに暑さにやられて退散。

水分を補給するものが手元に無かったので、無理をせず帰った。

こんどから水筒持参だな。


2008年 7月 11日 (金)

岩出市一周釣行


Image08.jpg
30弱だがナイスプロポーション
Image09.jpg
43.5cm ジグヘッドチューブで
久しぶりに実習が無く、休みでした。

虎です。

今日は、いつもの池にはいかず岩出市内に

ある釣り場を一巡りしてきました。

昼飯を食べてからの出発だったので、

最初の池に着いたのは、1時ちょっと

すぎくらい。ここは水はわりかしキレイ

で、チビバスが多いんですが、デカバス

には遭遇できず次の池に。

次の池は駅の近くの池と小中学校の近くに

ある池で、こっちは見た感じ水は汚く少し

釣りづらいんですが(地形的な意味で)、

案外皆狙っていないのか見えバスが多く、

ホテイアオイなどの障害物も多いので中々

釣り応えがありました。

とりあえず一通り見えバスを釣った後に、

デカバス狙いに切り替えて、オーバーハング

近くでチューブワームジグヘッドを落としている途中でアタリが出ました。

掛けた瞬間はわかりませんでしたが、手前に寄せてきてやっと40以上

あることに気づき、慎重にランディングしました。

見た感じ45cmはあるかと思いましたが、計測の結果43.5cmでした。

そのあと、紀ノ川に行きました。

紀ノ川といえばGW中に結局デカバスをキャッチできませんでしたが、その

リベンジで少し張り切って望みました。

あいかわらず見えバスは多数、でかいのも数引き見える状態。

テトラの隙間をフォールさせたジグヘッドにバスがバイトしましたが、

スプールをフリーにしていたせいかフッキングミス。

そのあと見えバスからもちょくちょく反応はありましたが、バイトさせる

事ができず、例の三日月湖にいってみました。

5時を過ぎていたせいかヘラ師の姿は無く、水面にはベイトが沸き立って

いました。

岸際をチューブをスイミングさせてなんとか一匹キャッチ。

そのあとに岸際に稚魚を守る雷魚の夫婦が、しかもかなりでかい。

少し悩みましたが、それでもいつも間にかフロッグを投げていました。

するとほんとに2匹のうちの1匹がバイト!!

これはヤバイと思いましたが、案外暴れずすんなりテトラの際まで寄って

きて、流石だな俺、とか思いながら取り込もうと思ったら。いきなり

ギュウウゥゥゥゥゥゥゥ!

テトラの奥に向かって凄まじい勢いで走り出す雷魚。

ミディアムハードのロッドが満月どころの騒ぎじゃないくらい曲がる。

OKOK。雷魚マテ!ときに落ち着けって!

なんとかテトラから引きずりだし、エラぶたを掴む。

かなりでかい。が、流石にかわいそうなのでフックはずしてサイズ測って

すぐに稚魚たちのもとに戻してやろうと、フックをはずした瞬間。

ブン!と首を一振り。ツルッとすべって水中に戻っていきました。

結局サイズ計測はできませんでしたが、だいだい竿尻からグリップに近い

ほうの一番目と二番目のガイドの丁度間くらいまであったのでそれを

メジャーで計測してみる。すると

は・・・85cm、ゴクリ・・・・・・。

ぜひとも写真に収めたかったです。


2008年 7月 8日 (火)

中辺路の雨に濡れて


Image077.jpg
アマゴ
船舶免許試験合格しました、虎です。

免許証も交付されました、五海里以内の

20t未満の船なら操船することができます。

いっちょ夏休みに池原か七色か七川ダムに

でも行ってみようか考えてます。

日曜日に日置に行ってきました。

自分はアマゴ、我が父はアユ狙いです。

向こうに着くと、山の中のせいかめちゃくちゃ涼しかったです。

半そででは肌寒いくらいでした。今回こそ尺アマゴを獲ろうと意気込んで

いましたが、川の状態は少し増水したくらいで水の色も透き通るような

超クリアウォーターでした。

まんまるさん付近を撃っていましたが、最近放流したチビアマゴがかかる

くらいで、あとは外道にエサをやっているようなモンでした。

午後は少し上流のポイントに行って、頑張って撃っていましたが、ついに

外道からの反応も薄くなってきました。

空がくもでだんだん薄暗くなり、欝蒼と生い茂る林に覆われ岩盤にはさま

れた渓流は少し神秘的で少し不気味でした。

しばらくすると、真っ黒な雲からかなり大粒の水滴がボツボツ落ちてきま

した。気象学的に直径1cmをこえる雨粒は発生しないと言われていますが

、もうそれギリギリぐらいの大粒の雨でした。

あぁ降ってきたな、と思っていたら次の瞬間。

ドザアァァァァ!!!
ドーン!!ゴロゴロゴロ!!


と滝のように土砂降りになり、雷も轟き始めました。

ものの1分で下のシャツまでビショビショになり、雨で下流の方が見えなく

なっていました。

これはヤバイ!命を危機を感じた自分は、とりあえず上ってくるのに苦労

した荒瀬を水が増える前に急いで渡り、その後竿をしまい一目散に宿まで

避難しました。

しかし、かえって来た頃には雨はやみました。

完璧な通り雨、山ではよくあることだそうです。

しかし、びしょびしょのまままた川を上るのは嫌だし、でも釣りはした

かったので、また宿の近辺で釣りをしました。

やはりさっきの雨で若干水位が上がり、すこし濁りも入ってきました。

これが魚の活性を揚げたのかとたんに連発し、なんとかボウズは免れま

した。

晩御飯はアマゴとアユの塩焼きでした。とてもおいしかったです。


<< >>

>>このカテゴリーの記事一覧














RSS

Ringworld
RingBlog v3.00e