「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

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2008年 8月 2日 (土)

Iwadeの虎探検隊vol.04 〜夏影〜


Image109.jpg
セカンドインパクトの瞬間である
もう8月に入りました、外は暑いですが

結構釣りには出かけています。

虎です。

しかしここ最近の釣果はイマイチだ。

数が釣れるが型が出ない、まぁやりかた

しだいなんだろうが。

現在の虎の標準装備はベイト2本になって

きている。

前まではベイト1、スピ1の2本だったが

、どうせワームで釣るならベイトで釣りた

いとパワーフィネス思考になってきて、いつものMHのロッドをテキサス・

ラバージグ用に、先日修理から帰って来たハートランドの601Mをクランク

などのプラグ用に使っている。

しかしもともとベイトは一本しか使っていなかったので、リールが足りな

かった。一応今のアルファスの前に使っていたTD-Sがあるのだが、使い込

んでいたせいか少々クラッチの効きが悪く、180gという超軽量モデルの

アルファスを使い慣れていたせいか、エントリーモデルのちょっと性能よ

くしたくらいのTD-Sをかなり重たく感じていた。

というわけでハイエンドモデルクラスのダイワのリールを探していたのだが

、今回バイト先の人が安価でTD-Zを譲ってくれた。

今のダイワの主力リールはスティーズとジリオンだが、それが出る一昨年

くらいまでの主力リールがTD-Zだった。

ベイトリールで不可能とされていた200g切りを達成し、かつ高い剛性と

素晴しい飛距離を実現したダイワの粋を集めたリールである。

今のジリオンなんかは見た目でわかるとおりTD-Zの流れを汲んでいる。

ロープロファイリングで軽量かつコンパクト、そしてダイワ製ロッドにつ

けたときのあの手に馴染むフィット感がダイワリールの非常に素晴しい

所だと思う。

これさえあればこの夏はもうビックバスなどおそるるに足らずである。

  ※ここから本題↓

さぁ8月である。8月といえば夏、夏といえば花火。

今年もPL花火芸術の季節がやってまいりました。

大阪の祖父母の家を訪ねて花火を見るのが我が家の風物詩。

そして今回も実兄「備長炭」との祖父母宅周辺探索兼散歩である。

前日のメールのやりとりで「今回は昆虫採集めいたことをやるからそのつも

りで。」と言われた。早速意味不明である。

当日駅で集合し、まずは虫網とかごを買うと言われて初めて本気で虫取りを

するのだと気づいた。

近くのデパートで柄の部分にモンスターボールがついている虫網と虫かご

を購入し、祖父母宅近辺の林に入った。

採集目標は蝉。とりあえず買ってきた虫かご一杯に蝉を詰め込むという。

それもオスだけ。

しかし最初のうちは上手く捕まらない。予想以上に蝉が我々の気配に敏感

であった。

なんとかクマゼミを2匹ほどGETしてかごに入れた。

すんげぇうるせぇのな。

たった2匹で耳が痛くなるくらいのけたたましい鳴き声だった。

そのうち慣れてきたのか次々と蝉の捕獲に成功する。

かごの中は結構すごいことになってきた。

しかしなんだか楽しくなってきた、結構いい年の男二人が全力で蝉を

追いかけていた。男はいつだって少年のままだぞといわんばかりに。

そして結構日が傾いてきて、クライマックスに蝉を一斉に放した。

四散していくセミ達。このときヒグラシでもないていたらすこし切なく

なってたかもしれないが、生憎ここらへんにはいないようだ。



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