「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。

ブラックバス・トラウト・オフショア! ハンドメイドルアーの専門店 ルアーショップ「ギジェット」
その他 - 2007年9月の記事
09/08(土) 22:53
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2007年 9月 9日 (日)

思い出は億千万。のちリサイクル


 はいこんにちは。今日から通常営業の虎です。

 今日は故・祖父宅の片付けに行ってまいりました。

 家といっても府営住宅でそんなに広くはない、はずが。

 あちらこちらから出るわ出るわ日用品、洋服、家電、食器。

 ちなみに今回の片付けには伯父も参加していた。

 その伯父というのが父と顔が全く一緒で

 お姉曰く、

 あれは一卵性双生児

 というほどである。

 この3人で片付け(自分はあんま参加してなかったが)していたが

 洋服類や食器・鍋類の多さが半端なく、正直困っていた。

 そのとき虎が偶然外で公園の自由民、いわゆるホームレスおじさん

 (二人)が空き缶などの金属類を集めているのを発見した。

 ホームレスおじさん達がなぜ空き缶を集めるのかというと

 アルミやステンレスなどの金属は専門の業者に持っていくとある程度

 のお金になる(結構な量がいるが)、おじさんたちはそのお金で

 命を明日へとつなげているのだ。

 それを知っていた虎はすぐさま父に報告し彼らに引き取ってもらうこ

 とを提案、父がホームレスおじさんと話したのち交渉成立。

 大量の鍋などの金属類を持っていってもらった。

 洋服類もいりませんか?とたずねると快くもらってくれた。

 (積載量に限界があったため少量だったが)

 これで彼らの今日の晩餐には一杯のカップ酒がつくことだろう。

 これからの季節寒くなってくるが冬用ジャケットなどもあげたので

 安全にすごすことができる。

 これぞ究極のリサイクル

 それでも中々へらない。

 とりあえず今日は小さいごみを捨て、家具、家電は後日リサイクル

 業者に引き取ってもらうことになった。

 戦利品として本棚とテレビをゲットしてきた虎でした。


2007年 9月 8日 (土)

曇りの週末。


 先日、父方の祖父が天寿を全うされました。虎です。(;ω;)グスッ

 そのためしばらく更新を自重していました。

 水曜日の朝方にその悲しい知らせを聞かされそれから三日間、学校を

 忌引でやすみました。

 木曜日に父の家族(虎の家)と伯父だけの親戚葬で最後のお別れを

 いいました。

 正直、父方の家とは結構疎遠だった。母方の家には夏休みなどで遊びに

 行くことは多かったが、父方の家には15年前に父方の祖母が亡くなっ

 て以来(その記憶も当時2歳なので曖昧)行ったことがなく、よもや

 祖父の顔など覚えてはいなかった。

 しかし、その存在はたまに感じることがあった。

 3〜4年くらい前。祖母の墓参りに父と二人で訪れたとき、ずいぶん

 きれいに掃除され花が供えられたお墓を見た父が

 「親父きてたんか…。」

 と、ふとつぶやいたのを覚えている。
 
 祖父の家は堺だが、祖母のお墓は和歌山の山中にある。

 にもかかわらず80近い妙齢でありながらはるばる妻の墓を訪ねて

 きたのだ。

 そんな祖父が今年になって病気で倒れた。

 医者はもって3ヶ月だろうと宣告したらしいが3ヶ月過ぎて

 祖父の体調はむしろ快方に向かっている。とこの前日置川の小旅行

 のときに父が話してくれた。

 そのとき釣った鮎は持っていって食べさしてあげたらしい。

 それくらい回復していたのだが、先日容態が急変し息を引き取った。

 日置川のとき父と会社の友人が親孝行について語っていた。

 父は、仕事もやっとひと段落してこれから旅行にでもつれてってあげ

 ようっていうときにコレ(病気で倒れた)やから。でもウチは身内が少

 ないからこれからできることをやろうと思う。といっていた。

 でも父を見ていて明らかに悔しさのようなものが自分には感ぜられた。

 孝行したい時に親は無し。

 この言葉の意味を深く考えさせられた週末だった。



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