実兄備長炭の40cm Nice bass.
虎の釣った28cm 状態は良かった
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少々早いですが我が部屋に遂にこたつが導入
されました。虎です。
土曜日は実兄備長炭と地元で唯一のブラック
バス管理釣り場「桜池」にいって来ました。
まず簡単に桜池の説明を。
桜池は江戸時代初期に作られた灌漑用貯水池
で、規模こそ小さいですが水深があり、
また水草などが豊富で魚の成育にはとても
向いている池といえます。
第1次バスブーム期に何者かによってバスが
放流されバスの釣り場が限られていた
当時、多くの釣り客でにぎわいました。
しかし、釣り人の駐車などのマナーの悪さ
から近隣住民から苦情が多く寄せられ、
10年ほど前に管理釣り場化し苦情は一応
の沈静を見ました。
それ以前に、釣り人の盛んなバスの野池へ
の放流により紀北でのバス釣り場が増え、
釣り人が分散され、また第2次バスブーム
の終焉により釣り客は減少。
今では知る人ぞ知るマイナーフィールド
となりました。
しかし、特定外来法制定以前に琵琶湖や池原ダムの所謂フロリダ種を
放流し、現在そのバスがもともと魚の生育に適した環境の桜池で巨大に
なり、数多くのデカバスが釣り上げられ再び日の目を浴びようといます。
現在70cmが3本、60オーバーはかなりの本数が釣り上げられています。
というわけで、午前6時過ぎに準備を整えて出発。
ボート屋さんが7時からなのでこの時間の出発となる。
ちなみに借りたのはハンドエレキつき3人乗りボート。
7時過ぎ到着。まず桜池の状況を一目見るとかなり減水していることに
気がついた。そして既に結構な数のボートが浮かんでいる。
こうしちゃおれんとすぐさま受付を済ませボートに乗り込む。
3人乗りとだけあって2人では結構広い。
釣具を乗せるととりあえず沖に向けてエレキを動かした。
まずはあまり人が入っていない水深のある岬周り。
水面でベイトフィッシュらしき魚影がピチャピチャと浮いていて所々で
魚の捕食音も聞こえる。
これは中々タイミング良くエリアに入れたようだ。
虎がまず何を投げようと吟味していると、備長炭はすでに6インチグラブの
テキサスを投げていた。
そして数キャストして備長炭の竿が曲がる。
備「これは結構あるぞ!」
虎「マジで!いきなりかよ!」
備「いやそんなないかな・・・」
虎「どっちやねん」
そうこうしているうちに魚が水面に現れた、40ぎりくらいか?
すぐさま虎がハンドランディング体勢に入る。
備長炭は慎重に竿をコントロールし、寄せてきたところで虎がガッチリ
下あごをキャッチ。
流石顔は全く似ていないが血の繋がった兄弟。
連携プレーはばっちり息ピッタリだ。
計測の結果、読みどおりジャスト40cm。
前回同様備長炭40うpキャッチである。
ここで釣り上げた備長炭のコメント。
備「俺今普通の顔してるけど、めっちゃ興奮してるし足ガクガクやかな。」
前回の探検隊シリーズから今回の釣行までの間、釣りに行きた過ぎて、
無意識に口から「釣りに行きてぇ」と漏らし、挙句の果てに釣りを
してる夢まで見てしまうくらい釣りに飢えていて、やっとの釣行で
40うpを釣ったのだから、まさに感激の極みというものだろう。
しかしそのあと魚は続かず、見渡しても他の船が掛けている様子はない。
ところどころで魚がライズしたりベイトを襲っているのが見えるので
活性が悪いようではないのだが。
やはりプレッシャーが高いのだろうか。
その後、北のフラットのウィードエリアに行き、さらに池を縦断し南
の護岸エリアに入った。
中央に階段がありそのエリアを中心に攻める。
すると得意のネコリグをネコネコしていた虎に待望のファーストヒットが。
掛けた瞬間そんなにでかくないとわかる引きだった。
サイズは28cm。まぁぼちぼちといったところか。
ここで再び北のウィードエリアに入りなおす。
このウィードエリアは水草が水面まで伸びていて、エレキに絡まないよう
に遠くからアプローチしていたが、少し流されて水草の群のなかに入って
しまった。
ボートポジションを戻そうとエレキを握ったそのとき、ウィードエリア
からおびただしい数のバスが現われた。
しかもただのスクールではない、平均サイズが50cm以上あるデカバスの
スクールだ。
そのデカバスの中でもひときわでかい奴がいた。
見た限り虎が今年春日川でバラした60オーバーより遥かにでかい。
それが本当にブラックバスなのか自分の目を疑った。
桜池・・・恐ろしい子!(気絶)
その後そのウィードエリアで粘って見えバスと格闘していたがチビバスが
2匹掛かっただけで、結局でかバスを捕らえることなく終了した。