「釣り」という遊びに人生ごと飲み込まれた哀れな男の愉快な記述。
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2009年 2月 20日 (金)

ミノーに目覚めた


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53cm 後ろに見えるのがカゴ足場
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重いwww
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ご立派
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50cm 虎の視線の先に3人ほど釣り人が居ます
今回の記事は時間が無かったので置いていた

この前の日曜日の釣行の様子です。

虎です。

土曜日に50cmを捕獲して気分上場のまま

日曜も同じ池に来た。

春一番をもたらした低気圧が去って風が

無くなり、太陽がでてこちらのほうが

春と呼ぶにふさわしい日だった。

クランクで50cmを釣り上げたポイントから、

前回と同じクランクで釣りを開始したが、

前回とはことなりバイトが全くない。

前回は丁度夕マズメだからあんなに反応が

良かったのだろうか、真昼間の今現在では

魚の活性に雲泥の差がある。

同じポイントでは粘らず、歩きながら魚が

身を隠していそうなポイントを探していく。

とあるポイントでクランクがひったくられた。

サイズこそ大きくなかったが今日の

ファーストフィッシュだ。

しかし前回以上に魚が早い動きについて

いけてない可能性がある。

アピールがそれなりにあり、

魚が十分に食う隙を与えられるルアー。

自分はここでミノーをチョイスした。

選んだミノーはアスリートミノーF8で、

ジャークすると中のラトルがジャッ!

と鳴りアピールは強い。

そしてポーズを入れるとゆっくりと

浮かび上がり、ルアーの存在に気付いた

魚が十分に食いつける隙を与える。

このミノーで岸際に沈んでいる木の枝を

丁寧に攻めていく。

しばらく進んだところに大き目の石を大きなかごに詰め込んだ足場が

現われた。

本来このかご足場は水が満水のとき沈んでいたり、一部は釣りをする

足場になっているのだが、水が減っている今では立派なストラクチャーだ。

もっとも、このかごからあぶれた石が足場周辺に転がっていて、

満水のときでも狙い目のスポットなのだが。

かごギリギリにミノーを投げ、平行に引いていく。

かごからあぶれた石が転がっている場所にミノーが入ったとき水面が

モワッとなった。

次の瞬間ラインが勢いよく走り出し、ロッドに凄まじい衝撃が伝わる。

こ れ は で か い 


掛けた瞬間かなりでかいと確信できるほどのパワーとトルク、

そして凄まじい引きが竿をねじ曲げる。

なんとか捌いて寄せることに成功し大きな魚体が姿を現した。

バスの顎をつかみ水中から引きずり出す。

53cm。2日連続で50オーバーを釣り上げた。

恐らく水底に転がっている石の影に隠れて獲物を待ち伏せていたのだろう。

それならばと思い当たるポイントがある。

水中からニョキっと顔を出す立ち木。間違いなくここにもバスが居る

はずだ。

しかし複雑に枝分かれしていて、コース取りを間違うとルアーを

捨てることになる。

それに万一引っ掛からず投げれても、魚に潜られて木に回られれば

ラインブレイクは必至だ。

正確なコース取りと、寸分の狂いも許されないキャスト、

掛けたあとの魚とのやり取り、釣り人の腕がここに試される。

目の前の立ち木に集中し竿を振った。

キャストは成功、コースも問題ない。

ちなみにこの立ち木は少々水深があるので、ミノーをT.DミノーSPに

代えている。

ミノーがヒラを打ちながら立ち木の隙間に侵入していく。

ジャーキングで動くミノーがポーズするたびにただならぬ緊張が湧き

上がる。

まさしくいつ食ってきてもおかしくない状況。

そして次のジャークで立ち木から抜けようというまさにそのとき。

逃げる小魚を逃がすまいとバスがルアーをひったくった。

瞬間竿を立ち木と反対側に構え、必死に根に潜られないように魚を制する。

魚が頭をこっちに向けた瞬間立ち木から引き離し、一気に距離を詰め

魚を寄せる。

上がったのはこれまた立派な50cmのバス。

このとき対岸に3人釣り人が居たのだが、全員唖然。

やはり人前で釣るのは気味が良い。

T R A C K B A C K
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C O M M E N T
何者だよと思われたろうなw
備長炭    [2009/2/20(金) 23:24]       
また虎の名が一人歩きしだしたな
Iwadeの虎    [2009/2/21(土) 22:26]       


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